コンサドーレ
鳥栖戦で全4得点に絡んだ菅 本当にノっている《河合CRC竜の眼》
浦和戦(15日、1●4)は自分たちでコントロールできる時間が少なかった中で退場者が出てしまい、非常に難しい試合になってしまった。
浦和戦でレッドの中村は経験を糧にしてほしい
立ち上がりから浦和のコンパクトな守備、プレスバックによって、なかなかボールをキープできず、自分たちの時間をつくれなかった中で、前半34分にDF中村が浦和FW興梠を倒して一発退場となってしまった。中村はボールを奪いに行く判断をしたが、あの場面ではまず相手と距離を取り、味方が戻ってくる時間をつくるため駆け引きしながら下がる。その中でチャンスがあればボールにアタックする対応をすべきだったと思う。中村には今回の経験を糧として、今後につなげていってほしい。
後半23分に浦和DFショルツのゴールで先制を許したが、この場面はショルツにボールを奪われ、パスを出した後にそのままゴール前に走り込まれたもの。本当にシンプルなプレーなのだが、マンツーマンのデメリットの部分が出てしまった。MF青木が対応したが、マンツーマンであればしっかり付いていかなければいけないし、もし付けないのであれば周りの選手とコミュニケーションをとって、マークを受け渡さなければいけなかった。
青木のハンドは手を出したわけではない
そして浦和にPKを与えたシーン。青木の左手に当たったことがハンドと判定されたが、個人的には左手は体を支えるために出したものだからハンドではないと思った。
この試合でMF駒井が約半年ぶりに復帰した。リハビリに長い時間を費やしての復帰で、サポーターも待っていただろうし、本人も古巣の埼玉スタジアムに戻ってこられたことで感慨深いものがあったと思う。
ルヴァン杯鳥栖戦(19日、4〇1)は躍動感あふれる試合で、攻守で鳥栖を圧倒することができた。球際でも戦えていたし、攻守の切り替えも速かった。