《SHINJOの信条》(球団社長へ)お金を増やして下さい、お願いします
■パ・リーグ6回戦 ロッテー日本ハム 試合前(4月20日、エスコンフィールド北海道)
―宇佐見が登録抹消に
「なんかずっと迷いがあるから。こっちでずっとベンチだったら、向こう(2軍)で打席に立たせて。一回、切り替えさせようかなと」
―きょうの打順も大幅に変わるのか
「きょうは1番今川君、2番松本(剛)君、3番清宮君、4番野村君、5番万波君…。メンディー(アルカンタラ)を使おうかなと思ったら(2軍から合流しても)練習に間に合わないから」
―アルカンタラは試合には間に合うか
「試合は間に合うけど動けてない。右打席の方がいい。メンディのために飛行機を早くすることはできないからね(笑)。俺クラスだったらできるかもしれないけど(笑)」
―アルカンタラはセカンドもあるか
「あるある。セカンドもあるというか、いてほしい。けがをしている選手が多いけど、そんなの言い訳にならないから。いる中でいろいろな方法を考えてね。これでキャッチャーが2人になったから」
―伏見、清水に加えてマルティネス(捕手登録)もいる
「そうそうそう。だから代打に出すのを早くしすぎるとあれだから。とにかく打てと。2人が打てと。もう一人くらいキャッチャー練習させておこうかな」
―矢沢がブルペンで投げていた
「きょうスタートですよ。センターで」
―投げる方は?
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「きのう、展開次第で投げられる日だったんで、どうかなと思ったんだけど、そのへんはまだ。まず勝つこと。(俺自身)ここまでの人生、計画を立てて、ほぼほぼうまくいってきたのかな。人生で初めてじゃないかな。あれ? 狂っていると。(監督は)初めての経験だから、楽しさもあるし悔しさもあるし。今、すごい考えているところです」
―先ほど球団社長と対面していたが
「お金を出してって。お金を増やしてください、お願いしますと。6番バッターと先発ピッチャーが一人でもいてくれたら。あとはこの球場の観客動員数。勝っていても負けていても多分、この交通の便だと、変わらないんじゃないか。平日で1万5千、6千入ってくれたら十分じゃないか。来てくれた人に感謝してね。新駅ができるのいつだろう?」
―7年後とか
「100パーいない(笑)」
―お金の問題も
「それは口出しできないなあ(笑)。俺の力では、そのへんは難しいですね。あとは駐車場ですね。土地はあるんだから、増やしてほしくないですか? 1台の車に4人乗れたとして、あと6000、7000台分の駐車場があったら楽でしょ?」
―駐車場が少ない
「うん、そう思う。(増やしたとして)それをすると混むだろうな、帰りは」
―(続けて自ら)
「まあ、家の周りが観光スポットになっていて、サウナに入れないという。塀がちょっと低いから。(サウナを)外に造ってもらっていて」
―家バレしている
「もちろん。すごいです。渋滞ができるんじゃないかと。エスコンフィールド経由、俺の家を見て。メッツの時もそうだった。『右に見えますのが新庄さんのマンションです』と」
―観光スポットになっていた
「そうそう。同じ状態、それと今。まあまあ、それはもう慣れているんで。前も話したと思うんですけど、昔なんかもう本当に…。(車が)10台ぐらい毎日、芦屋の(家の)前に並んでて。で、負けが続くと、家の正面玄関の皆が入る鍵穴にガムを突っ込まれたりして。俺のせいでみんなが入れない(笑)」
―対処は
「まあ、打てない僕が悪かったんですけど。もう家がバレたくないから、甲子園から芦屋まで25分で着くところを(遠回りして)1時間10分ぐらいかけて帰っていましたよ。でも、ここ(北海道)はついて来られることはない。たまーにありますけど。その時は(車から)降りて『何ですか?写真?』って聞くもん。でも撮ったら帰ってくださいね。お願いしますと。でも家バレているから別にいいんだけど(笑)。(庭に)1メートル50センチぐらいの塀を造るのに2500万円ぐらいかかる。家の中にいた状態でパパラッチが写真を撮って出すことはできないんですよね? どうなんですか?」
―犯罪かと
「ダメでしょ? でも家から1歩でも出てたらいいんでしょ? そういうルールがあるらしいね」