細川 今季初の1軍昇格 足で切り札に
登録抹消の清宮に代わって1軍昇格 今季イースタン7盗塁のスピードが武器
日本ハムの細川凌平内野手(20)が22日、今季初めて出場選手登録された。負傷した清宮幸太郎内野手(23)に代わって招集され、1軍合流。チームメートやスタッフにあいさつした後、精力的に練習をこなし「1軍に上がることを目標にしてやっていたので素直にうれしかった。ようやくスタートラインに立てた」と目を輝かせた。
2軍でのアピールが実った。イースタン・リーグでは打率・282、2本塁打をマーク。積極果敢に足を使い、7個の盗塁を記録した。
盗塁のノルマは2桁10個 「チームにとって切り札になる」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
1軍基準で強みを磨いてきた。「盗塁は今年、すごくフォーカスして取り組んでいる」と説明。「打つ人はたくさんいますし、最初から行くにしても後から行くにしても、盗塁ができれば重要な戦力になる」と自らの生きる道を見定めていた。
練習中、オフの自主トレを共にしている先輩の野村から「ホソ、盗塁のノルマは?」と聞かれ「10個です」と答えた。勝つための仕事にこだわり「一つの目安として代走で盗塁10個。チームにとっていい武器、切り札になるんじゃないか」とイメージ。成長株の3年目内野手は闘志を前面に押し出し、泥臭く次の塁を狙う。