札幌FW中島ゴールを手土産に 福岡戦後に代表キャンプ参加
■4月22日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
21日にU-22日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーが発表された北海道コンサドーレ札幌のFW中島大嘉(20)が練習後、報道陣の取材に応じた。
今回のメンバーの中で3月のU-22代表のヨーロッパ遠征に選出されたのは、追加招集された選手を含めて3人のみ。来年のパリ五輪に向けて生き残りを懸けたキャンプとなることが予想される。「普段あまり呼ばれていないメンバーが呼ばれていると思うので、危機感を持ってしっかり頑張ろうと思います」と覚悟を持って臨む。
今季はルヴァン杯横浜M戦の1ゴールのみ
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今季はここまでルヴァン杯横浜M戦での1ゴールのみにとどまる。なかなかチャンスを生かしきれない現状だが「シーズン序盤は必要以上にすごく悩んでいたけど、今はその時間が無駄じゃ無かったと思っていて。最近は〝リラックス大嘉〟と言ってやっているけど、そこに至るまで苦しむ時期があって、そういうメンタル的な成長が横浜M戦でのゴールにつながったと思うし、ここから点を取っていくことにつながっていくと思っているので、ここまでも悪くはないかなと」と苦境をプラスに捉える。
パリ五輪に向けた意気込みを問われると「パリ五輪どうこうより、まず札幌でしっかりと成長して、サポーターの方々の前でいいプレーをして、札幌ファミリーを喜ばせたい思いが強い。毎日札幌で結果を残していれば、そういうところにつながっていくと思います」。キャンプには福岡戦後に合流予定。まずはゴールを決め、最大級のアピールで勢いをつけ代表キャンプに乗り込んでいく。