福岡戦前に石井謙伍さんがトークショー 「長く頑張ってほしい」西にエール
北海道コンサドーレ札幌に2005ー09年、14ー17年と計9年間在籍し、昨年限りで現役を引退した石井謙伍さん(37)のトークショーが23日、試合前の札幌ドームのピッチ上で行われた。
選手時代の河合CRCとけんかした話も
久しぶりの札幌ドームでサポーターに向けて「ただいま」とあいさつ。思い出を尋ねられると、MCを務めた河合竜二CRC(44)と試合中にプレーのことでケンカし、会場のビジョンに映し出されたエピソードを披露。その日は眠れずMF小野伸二(43)に相談し、翌日河合と和解したそう。
今も交流がある選手について、複数の中から共にしまふく寮で過ごしたDF西大伍(35)の名を挙げた。寮にいた当時は一緒にキャンプやラフティングに行くなど、寮生みんな仲が良かったと振り返り、今も現役を続けている西に「長く頑張ってほしい」とエールを送った。
現在は東京に拠点
現在は東京に拠点を置き、札幌と業務提携してパートナー営業を行っている。トークショーの最後にはサポーターに向けて「今後はいろいろなところで会えると思うので、気軽に〝石井ちゃん〟と声をかけてほしい」とメッセージし、会場を沸かしていた。
■プロフィール 石井 謙伍(いしい・けんご) 1986年4月2日生まれ、石狩市出身。札幌U-18から2005年に札幌に加入。最初に在籍した09年まではFW登録で、特にJ1昇格を果たした07年は攻撃の切り札として数々の劇的ゴールを決めた。10年から13年までは当時J2の愛媛に在籍し、14年に札幌に復帰。MF登録となり、主に右WBなどで起用。16年には27試合に出場し1得点をマーク。自身の在籍時で2度目となる札幌のJ1昇格に貢献した。17年限りで札幌を退団し、タイ2部サムットサーコーンFC、現関東1部の南葛SCに在籍した後、昨年11月15日に現役引退を表明した。Jリーグ通算322試合出場40得点。