ファイターズ
【プレーバック】パ・リーグ6回戦 日本ハム3ー4楽天(4月23日、楽天モバイルパーク宮城)
今季3度目のサヨナラ負け 松本剛の先頭打者弾で先制も及ばず
日本ハムは敵地で楽天と対戦し、延長十一回の末に3―4でサヨナラ負け。4カード連続の負け越しとなった。
先発した上原健太投手(29)が2回3失点も、リリーフ陣が〝奮投〟。継投した5投手が無失点でつないだ。7番手で登板した玉井大翔投手(30)も十回を3者凡退に封じたが、十一回につかまった。先頭の代打・鈴木大に右前打されると、犠打と申告敬遠で1死一、二塁。ここで辰巳に右中間を破られ、サヨナラの走者を生還させた。
打線は一回、1番・松本剛外野手(29)の今季第1号となる先頭打者弾で先制点を奪取。四回には江越大賀外野手(30)の右犠飛、七回にはアリスメンディ・アルカンタラ内野手(31)の適時二塁打で加点したが、競り負けた。
■先発し2回3失点で降板した上原
「調子が良くないなりに、何とかしようとしたり、テンポを良くしようと思ったんですが、できませんでした。良くない時に粘りのピッチングができるようにしたいです。」
■1-3の四回に右犠飛を放った江越
「次につなげることだけ考えてました。最低限の仕事ができて良かったです」
■七回に一時同点となる適時二塁打を放ったアルカンタラ
「セーフティーバントを狙いましたが、ポジションを見て切り替えました。結果が出て良かったです」
■九回の1イニングを無安打無失点に抑えた田中正
「(サヨナラを食らった前回登板を踏まえ)もう絶対やり返すという気持ちで臨みました。毎試合、自分のベストを尽くすしかない」
■「8番・捕手」で先発フル出場し、3安打を放った清水
「でも、ああいう(サヨナラ負けの)展開になっちゃったので…勝ちたかったです。もう一踏ん張りできなかったところが悔しいです」