ファイターズ
2023/04/24 19:55

《ハム番24時》4月24日

 トライアウトの1年目と本気の2年目。戦力や戦略の変化は結果に表れているのか。20試合消化時点の数字を照らし合わせてみた。

 まずは基本データ。昨年は7勝13敗の借金6で6位。チーム打率が.215、防御率が3.47だった。今年は6勝14敗の借金8で同じく6位。打率.213、防御率3.62だ。大きな偏りはなかった。

 本拠地が札幌ドームから狭いエスコンフィールド北海道に移転し、本塁打増が予想されていた。昨年のチーム本塁打は14本で今年は9本。サンプルが少なく、信ぴょう性は高くないが、エスコン効果はまだ、目に見える形では表れていない。

 気になっていた1点差決着に目を移す。昨年の4試合に対し、今年はすでに7試合。明らかに競った展開が多い。ただ問題はその内訳だ。1勝6敗…。

 新庄監督のスタートダッシュの思惑は外れた。ただ、しぶとい戦いができている、という見方もできる。清宮、野村、万波の「KJM砲」の期待感は確実に増している。現場にいると、歯車がかみ合えば、乗っていけそうな肌感覚はある。

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