ファイターズ
《ハム番24時》4月25日
先発登板を翌日に控えた鈴木を取材していた。前日24日はオフ。何をしていたのか、聞いたところ「散歩していました。豊平川のあたりです。休みでずっとダラダラするのが良くないなと思ったので」とさわやかな笑顔で教えてくれた。およそ10キロ、1時間半ほど歩き、札幌市内の寮に戻ったという。
天気の良い日は、記者も自宅から近い豊平川の河川敷で、ジョギングすることがある。運動不足解消が最大の目的だが、風が心地よく、気持ちもリフレッシュできる。
マウンドでは孤独な先発投手にとって、自由気ままな時間はきっと大切なのだろう。「(音楽を聴こうとしたが)イヤホンを忘れて、何もしないでずっと歩いていました。景色を見ながら。3月は関東にいなかったので、桜を見ていなかったんですけど、まだ咲いていた。久しぶりに見たなと。気分転換できました」。例年より遅く、北海道の春を満喫していた。
今季は2勝0敗、防御率0・00。根を詰めすぎない休日の過ごし方が、好成績に結びついているのかもしれない。