《SHINJOの信条》これで経験が積み重なっていけば、逆になるって信じてるんで
■パ・リーグ4回戦 オリックス8-7日本ハム(4月25日、エスコンフィールド北海道)
―試合後自ら
「ストライク取りにいってフォアボールになってるのか、狙いすぎてフォアボールになってるのか。技術的な問題なのか、気持ち的な問題なのか。ちょっとわからんすね。せっかくね、3点取られて5点取り返して、あそこでバシッと抑えてくれるはずが。ね。ちょっと悲しいっすよね。こういう試合をずっとしてきて経験してる。でもね、経験してる相手のメンバーのチームと、経験のないファイターズの選手たちでよくね、ここで戦えてますよ。逆に。これで経験が積み重なっていけば、これが逆になるって信じてるんで。 今はどんどんこういう経験をさせてね。いい勉強になってる展開だと思いますよ。 点取られてない時もいい戦いしてるし、点取られた時も追い越して、追い越されて、また追いつきそうになって。で、少しの、あと少しっていうところで。ある意味噛み合ってんのかな(笑)。これでね、追い越してピッチャーがしっかりフォアボール出さずに」
―伊藤を五回まで引っ張ったのは勝ち星を付けたかったからか
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「それはね。1勝すれば変わる選手だし、そこで三回かな? 河野君と宮内君と(肩を)つくらせて。やっぱ、つくらせるような内容の投球をしているので、それは仕方ない。バッターからしてみたら、バラバラな、ストライクゾーンから少し外れるんじゃなくて、全然外れたところをピッチャーって今度はこの真ん中に投げたいっていう気持ちになるんで。それをね、バッターっていうのは狙いやすいので。際どいところじゃなくても、やっぱり、まあ打たれますよね。バッターとしたら狙いやすい。だってもう、投げた時点で外れていたらもう、すぐ見極められるし、これ際どい…、待たされるっていうのがないと、バッターはめちゃめちゃ楽なんですよ。ま、でも宮内君は森君に打たれましたけど、すごく良かったと思います。右バッターから見づらいボールを投げられていたって思いますね。ボールもあの投げ方で150キロオーバー。まあまあ1球1球、全力でしたけどね。すごく良かったと思います」
―堀が今季初登板
「まあ抑えましたけど、鎌ケ谷で投げている堀くんの方がキレがあったかな。映像しか見てないですけど。ホッとしたんじゃないですか」
―宮城攻略は収穫か
「宮城くんというよりも、攻略結構しているんでね。今の打線は」
―誰相手でも
「そうそうそう」
―右打ちはチームの指示か?
「やっぱり左ピッチャーに対して逆方向というね、まあまあ教科書どおりというか、そっち方向に打球を飛ばす意識で向かっていけばボールがすごく長く見えるから。そういう意識があったんじゃないですか」