ファイターズ
田中正 涙のプロ初セーブ 3点リードの九回を3人でピシャリ
■パ・リーグ5回戦 オリックス3ー6日本ハム(4月26日、エスコンフィールド北海道)
ヒーローインタビューで大粒の涙 30秒沈黙の後「すごくうれしい」
日本ハムの田中正義投手(28)が26日、オリックス戦(エスコンフィールド北海道)でプロ初セーブを挙げた。3点リードの九回から登板し、3人でピシャリ。本拠地のお立ち台で大粒の涙を流した。
2016年のドラフトでソフトバンクに1位で入団もけがに苦しみ今季で7年目。ヒーローインタビューに上がった田中正の目は真っ赤だった。今の心境を問われると、約30秒間の沈黙後、目頭を押さえながら「すごくうれしいですね」と言葉を振り絞った。
インタビュー開始前のベンチでは「泣かないように頑張ろうと思っていたんですけど、残念ながら…」と苦笑い。ファンの温かい声援を受け、涙腺が崩壊。「(7年間)長かったなって…。結構、泣くのは珍しいことではないです。映画とかいろんな」と照れくさそうだった。