復帰戦の札幌FW小柏 横浜FCに前回対戦同様の決勝ゴール「狙っていた部分が出せて良かった」
■J1第10節 横浜FC1-4札幌(4月29日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場)
前半アディショナルタイム1分 MF浅野のシュートこぼれ球に反応「意識していた」
今月1日のホーム川崎戦以来、リーグ戦4試合ぶりの出場となった北海道コンサドーレ札幌FW小柏剛(24)が、復帰戦でいきなりゴールを決めて見せた。
前半アディショナルタイム1分、MF浅野雄也(26)のシュートを相手GKが弾いたところにしっかりと顔を出し、左足で勝ち越しゴールを押し込んだ。「誰かがシュートを撃てば(ボールが)こぼれてくるというのは意識していたので、狙っていた部分が出せて良かった」と振り返った。
前回対戦(21年12月4日)もこぼれ球を押し込む決勝弾で1―0勝利に貢献
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結果的にはこのゴールが決勝点となったが、前回横浜FCと戦った2021年12月4日の一戦(ニッパツ、1〇0)でも決勝ゴールを決めたのが小柏。当時在籍していたMFチャナティップのシュートが外れた先で待ち構え、右足ダイレクトボレーシュートでゴールを奪った。「一昨年も今年もこぼれ球を押し込めた。イレギュラー(なボール)に反応して狙うというところは自分の得意なプレーなので、そういうところが出せたかな」と、横浜FC戦での〝2試合連続決勝ゴール〟に喜びを見せていた。
今季5試合出場で3得点 「(状態は)60~70%ぐらい。もう1個ギアを上げたい」
8日間で3試合を戦うゴールデンウイークの連戦。その1試合目を幸先の良い形で飾ることができた。「僕らは3連勝を目標にしているので、それに向かってしっかり準備したい」と次戦を見据える。今季5試合出場で3得点。復帰間もない自身のコンディションを「60~70%ぐらい。次はホームですし、移動も無いので、もう1個ギアを上げていきたい」と語る背番号19のゴールラッシュに期待だ。