ファイターズ
2023/04/29 21:40

加藤豪 屋外フリー打撃再開 右脇腹肉離れで離脱中「患部の不安はゼロ。痛みなくやれている」

試合前練習に合流し、屋外フリー打撃を再開した加藤豪(撮影・近藤裕介)

28日から2軍の全体練習に合流 2日連続でフリー打撃敢行

 復活まであと一歩だ。右脇腹の肉離れで戦線離脱している日本ハムの加藤豪将内野手(28)が28日から、千葉・鎌ケ谷で行われている2軍の全体練習に合流している。同日に負傷後初の屋外フリー打撃を行い、29日も2日連続で快音を響かせた。「調子は良い感じです。患部の不安はゼロ。痛みなくやれているので、トレーナーに感謝です」と、さわやかに汗を拭った。

 久々に青空の下でバットを振り、楽しそうに白球の感触を確かめた。「脇腹を気にしたことは一回もなかった」と万全を強調。28日のフリー打撃終了後、トレーナーからは「どうだった?」と患部の状態を心配されたが、「フォームを大きく変えたのでそっちが心配で、トレーナーにそのことを話したら、(聞いたのは)そっち(フォームのこと)じゃないって言われました」とおちゃめに笑った。

診断結果を受け悔し涙も「できることは全てやった」

 メジャー経験のある〝逆輸入ルーキー〟として、ドラフト3位で日本ハムに入団。順調に日本野球に慣れ始めていた春季キャンプ中の2月後半、右脇腹に痛みを覚えた。3月13日に札幌市内の病院で精密検査を受診。試合復帰まで約8週間と診断され、悔し涙を流した。3月中は道内で回復に努め、4月上旬から鎌ケ谷に場所を移し、「治療をひたすらやりました。できることは全てやった」と懸命にリハビリを続けてきた。

試合復帰までの8週は成長のための猶予期間「どのくらい自分を高められるか」

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