コンサドーレ
福森6戦ぶり先発復帰濃厚 「不安なく全力でプレーできる」
北海道コンサドーレ札幌はきょう16日、アウェーで横浜Mと戦う。DF福森晃斗(28)が9月5日のルヴァン杯・FC東京戦以来、約1カ月半ぶりにJ1舞台で先発復帰する見込み。攻撃の起点として、横浜Mとの打ち合いを勝利に導く。
福森が約1カ月半ぶりに戻ってくる。右膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷し離脱していたが、9日のエリートリーグ・清水戦にフル出場した。横浜M戦を翌日に控えた15日も主力組でミニゲームをプレー。リーグ6試合ぶりの先発復帰が濃厚となった。
「痛みが100%取れているわけではない」としながらも、「不安なく全力でプレーできる」と言い切った。そして「1カ月間はあまりロングボールを蹴っていなかったので、フィーリングは少しズレている感じはするけど、試合までにはしっかり戻したい」。この日も移動のバスに乗り込む直前まで居残りでボールを蹴り続けた。
リーグ2位の横浜Mが相手だ。「マリノスとやる時がJリーグで一番タフな試合になる」と気を引き締める。得点ランクリーグトップのFW前田ら、強力な攻撃陣を「いかに抑えられるか」もポイントだ。復帰戦からフル回転が求められる。
ペトロビッチ監督も「フク(福森)の攻撃における危険なパスはチームにとってアドバンテージになる」。待ち望んでいた背番号5が復帰する。攻守で存在感を見せ、上位叩きの主役となる。