ファイターズ
【プレーバック】パ・リーグ5回戦 日本ハム1ー3西武(5月3日、ベルーナドーム)
先発の鈴木が粘って5回2失点も今季初黒星 打線は11残塁と拙攻
日本ハムは敵地で西武と対戦し、1―3で惜敗。4連勝を逃した。チャンスをつくるものの、拙攻が目立った。一方で、3失点のうち2失点は守備の乱れが絡んだ。
自身2連勝中の鈴木健矢投手(25)が先発した。1―0の四回、先頭に四球を与えると、自身のけん制悪送球で無死二塁。その後、1死一、三塁とされ、内野ゴロの間に1点を失った。
五回には先頭の滝沢にヒットを許し、続く1番・愛斗のゴロを三塁手のアリスメンディ・アルカンタラ内野手(31)がファンブルし、一、二塁とされた。犠打で1死二、三塁となり、またも内野ゴロの間に生還を許した。八回には4番手で登板した杉浦稔大投手(31)が2死から長短2連打を浴びてダメ押しの1点を奪われた。
打線は四回、無死二塁で野村佑希内野手(22)が適時三塁打を放って先制したが、残塁は「11」を数えた。
■先発し5回2失点で今季初黒星を喫した鈴木。それでも自責点0で防御率0・00を継続
「結果以上に内容が悪かったって感じですね。点を取ってもらった後の四球、自分の送球ミスも。しっかりやらないと(先発)ローテで回れない。(防御率は)全然気にしてないです。自責点とかよりもチームの勝ちに(貢献したい)」
■四回無死二塁で先制の適時三塁打を放った野村。直近4試合で3度目となるマルチ安打もマーク
「万波が(二塁打で出塁し)得点圏のチャンスをつくってくれて、しっかりかえすことができたので良かったです。打てていない打席をいろいろ振り返った時に、同じようなやられ方をしてきていた。その反省を生かしていることが良い結果につながっている」