二刀流ルーキー矢沢 プロ初補殺&出場3戦連続ヒット
■パ・リーグ5回戦 日本ハム1ー3西武(5月3日、ベルーナドーム)
一回にいきなり魅せた! ノーバウンド&ダイレクトで先制点を阻止
二刀流ルーキーの矢沢宏太投手兼外野手(22)が3日、敵地で行われた西武戦に「9番・右翼」でスタメン出場。自慢の強肩を披露し、プロ初補殺を記録した。
見せ場は一回にやってきた。1死二塁から外崎の右前打を捕球すると、本塁へノーバウンド送球し、二塁走者の愛斗を刺した。アウト判定に対し、西武・松井監督がリプレー検証を要求したが、判定は覆らなかった。
自身のプレーを冷静に分析 「回させないぐらいが一番いい外野手」
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レーザービームで先制点を阻止したが、本人はいたって冷静だった。「回させないぐらいが一番いい外野手だと思う。アウトにできたから良かったですけど、回られないような選手に後々なりたい」とさらなる高みを見据えた。
打っては五回にツーベース 日々進化の二刀流ルーキー
前日2日には2軍西武戦(カーミニークフィールド)で、公式戦初登板。試合後は隣にあるベルーナドームに移動し、1軍戦でベンチ入りした。
〝親子ゲーム〟を初体験し、この日はナイター翌日のデーゲームでスタメン出場。バットでも五回に右越え二塁打を放つなどハッスルし、「問題なく1試合出られたので、体力的には全然いいのかなと思います」と元気いっぱいだった。