ファイターズ
【プレーバック】パ・リーグ6回戦 日本ハム1ー0西武(5月4日、ベルーナドーム)
今季初先発の北山が6回無安打無失点で1勝目 万波が決勝の5号ソロ
日本ハムは敵地で西武と対戦し、1―0で薄氷を踏む勝利。2カード連続の勝ち越しを決めた。快挙達成は逃したが、九回2死まで継投によるノーヒットノーランを続け、西武打線をシャットアウトした。
今季初の先発マウンドに登った北山亘基投手(24)が2四球を出しながらも6回無安打無失点と文句なしの投球で勝利投手となった。2番手以降もブライアン・ロドリゲス投手(31)、玉井大翔投手(30)、宮西尚生投手(37)とノーヒット投球を続けた。
1―0の最終九回に登板した田中正義投手(28)は2死から2連続安打を浴びたが、後続を断って3セーブ目を挙げた。
打っては七回に万波中正外野手(23)が価値ある決勝の5号ソロを放った。
■2番手で登板し1回をパーフェクトに抑えたロドリゲス
「北山投手が流れをつくった。ノーヒットという緊迫した状況ではあったんですが、流れを引き継ごうと思って、しっかり投げることができました」
■4番手で八回1死の場面で登板し、⅔回をピシャリと封じた宮西
「(無安打のプレッシャーは)全然。あそこから行くって感じで。1点差やったし、それは始めから決まっていた。(無失点リレーは)すごい、良いことだと思いますよ」
■2安打を許しながらもラスト九回を無失点で締めた田中正
「あ、ノーノーだったんですか!?まじっすか。あ、そうなんすか。しっかり0で終わることだけ考えました。ああいう場面でもしっかり自分のピッチングができたのは大きな一歩だと思います」