日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手（３０）がきょう１６日、オリックス戦（札幌ドーム）に先発する。前回登板９日のロッテ戦では、６回５安打２失点（自責０）の好投で５勝目をマーク。来日２年目の助っ人右腕が、ストロングフィニッシュを誓った。

　シーズンも残すところあとわずか。きょう１６日の先発に向けて、バーヘイゲンが意気込みを口にした。体のコンディションは「グレート！　パーフェクト」と準備万端。「オリックス打線はリーグの中で見ても非常にいい打線。集中力を切らさずに自分のやるべきことをやっていきたい」と言葉に力を込めた。
　今季はコロナ禍で来日が遅れ、ここまで１９試合に登板し５勝８敗、防御率４・１５。前半戦は２勝止まりと苦しんだが、ここに来て尻上がりに調子を上げている。
　来日２年目。コロナの影響で外出が制限され、気軽に出歩くことはできないというが、日本の文化に親しんでいる。同学年で親交の深い助っ人左腕・アーリンの誕生日には日本酒をプレゼント。自身も「冷酒が好きです。ウイスキーであれば、『響』というお酒がおいしかった」と堪能している。
　「いい登板にして、シーズンをいい形で終わりたい」。好投で締めくくり、笑顔で２年目のシーズンを終える。