サッカー
2023/05/05 19:00

今季6人からスタートのBTOP北海道が天皇杯代表へ 磯部監督「信じて来てくれた選手たちに感謝しかない」

優勝したBTOP北海道の選手たち(撮影・十島功)

■北海道サッカー選手権大会兼天皇杯全日本サッカー選手権北海道大会(5日、札幌サッカーアミューズメントパーク)

▽代表決定戦 BTOP北海道 1―0 北海道十勝スカイアース

21日、厚別で山形大医学部と1回戦

 泥臭く最後まで走り抜いた。BTOP北海道(旧BTOPサンクくりやま)がライバル・北海道十勝スカイアースに競り勝ち、天皇杯の出場権を手に入れた。後半38分にMF澤田航汰(22)がPKを沈め、虎の子の1点を守り切った。JFLを逃した昨季から選手が大幅に入れ替わった。今季就任した磯部和彦監督(28)が構築した〝新生BTOP〟で結果を出した。21日に札幌厚別公園競技場で山形大医学部と天皇杯1回戦に臨む。

 劣勢でも集中力は切れなかった。元北海道コンサドーレ札幌の十勝スカイアースMF中原彰吾(28)を中心とした攻撃に押し込まれる場面が目立った。さらに後半9分には、J2金沢でのプレー経験があるMF本塚聖也(25)が左腹斜筋の痛みを訴え途中交代。指揮官も「ちょっと苦しい時間帯が出てしまった」と言う展開だったが、闘志だけは衰えなかった。

後半38分、MF澤田のPKが決勝点

関連記事一覧を見る