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【プレーバック】パ・リーグ7回戦 楽天2ー5日本ハム(5月5日、エスコンフィールド北海道)
万波が連日の決勝打で5位浮上 2番手登板の宮内がプロ初勝利
日本ハムはエスコンフィールド北海道で楽天と対戦し、5―2で逆転勝ち。今季3度目の2連勝を飾った。勝率で楽天を上回り、5位に浮上した。
1―2の八回に一挙4点を奪い、試合をひっくり返した。楽天の2番手・西口に対し、先頭の1番・五十幡亮汰外野手(24)が右前打で出塁し、すかさず二盗。2番のアリスメンディ・アルカンタラ内野手(31)も右前打で続いて一、三塁とした。西口の暴投で無死二、三塁と好機が広がり、3番の松本剛外野手(29)が犠飛を放ち、同点とした。
ここで楽天は3番手の伊藤茉にスイッチした。日本ハム打線は4番の野村佑希内野手(22)が右前にはじき返して1死一、三塁。5番の万波中正外野手(23)が右中間を破る2点二塁打を放ち、勝ち越しを含む2者を生還させた。送球間に三進した万波を、続く細川凌平内野手(21)がスクイズでかえし、楽天を突き放した。
先発登板した加藤貴之投手(30)は7回2失点と好投。八回に2番手で登板し1回を1安打無失点に抑えたルーキー右腕の宮内春輝投手(26)がうれしいプロ初勝利を飾った。
■先発登板し7回2失点と好投した加藤貴
「先制点を取られてしまい、思い切った投球もできませんでした」
■0ー2の七回に今季初打点となる左犠飛を放った古川
「少ないチャンスをモノにしようと打席に入りました。打った瞬間は浅いかなと思いましたが、(細川)凌平ナイスラン!」