故障明け石井 2軍戦でスイング解禁 「もう万全。フルスイングもできます」
■イースタン・リーグ7回戦 DeNA1-0日本ハム(5月9日、鎌ケ谷スタジアム)
左肩甲下筋肉離れから復帰2戦目 「5番・遊撃」で出場
1軍昇格へ、一歩前進だ。日本ハムの石井一成内野手(29)が9日、鎌ケ谷で行われたイースタン・リーグのDeNA戦に「5番・遊撃」で出場し、四回の第2打席でライナー性の右飛を放つなど、順調な回復ぶりを見せた。4月10日に左肩甲下筋肉離れの診断を受け、出場選手登録を抹消されていた。
五回終了後に交代も「とりあえず安心しました」
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今月5日の2軍ヤクルト戦(戸田)で実戦復帰したが、打席で許されたのはバントのみで、守備がメインだった。2戦目のこの日は、スイングを解禁。2度の打席はいずれも右飛で、五回終了後に交代となったが「とりあえず安心しました。もう万全ですね。フルスイングもできます」と表情は明るかった。
今季は1軍開幕戦で3番を任されるなど、新庄監督から大きな期待を掛けられていた。早期の故障離脱でアピールの機会を失い「ネガティブにはなりました」とショックを受けた。ただ、もう切り替えはできている。次回の2軍戦出場は、11日の予定。はやる気持ちを抑えながら「万全な状態で準備したいです」と1軍の舞台を見据えていた。