ファイターズ
鉄腕・宮西が連続救援登板数でプロ野球タイ記録 まな弟子の玉井が語る〝師匠〟の素顔とは
道産子右腕が〝師匠〟のすごさを告白
日本ハムの宮西尚生投手(37)が16日に行われた西武戦(エスコンフィールド北海道)で、2―2の延長十回から7番手でマウンドに上がった。通算823試合登板を果たし、プロ初登板から連続救援登板記録を持つ五十嵐亮太氏(43)に並んだ。金字塔を打ち立てた鉄腕リリーバーと間近で接してきた玉井大翔投手(30)が、師匠のすごさを明かした。
春季キャンプで感じた覚悟 「今年に懸ける思い伝わってきた」
去年から「ダメだったら今年で最後だ」という話は、チラッとしていました。春季キャンプからランニング量も意識的に増やしていたと思います。いつも通りやっているよという雰囲気は出しつつ、言葉にはしないですけど、背中を見ていて今年に懸ける思いは伝わってきました。
中継ぎのみでの823試合 アドバイスやフォローは日常茶飯事
救援のみで通算823試合登板ですか…。すごいですね。僕は291試合なので、500以上も違う。普通だったら、体もそうですし、心が持たないです。表情には出さないようにしていますが、僕は緊張しますし、打たれたらめっちゃへこむタイプ。そういう時に、いろんなことを話してくれるのが宮さんです。
まさに中継ぎ陣みんなの〝師匠〟ですね。あれだけの実績があって説得力もありますし、僕も今年に入ってから球種の使い方を聞いて、「こっちの割合を増やしてみたらどうか」とかアドバイスをもらいました。打たれた後もフォローをしてくれるので、優しいなと、いつもだまされています(笑)