ファイターズ
2023/05/13 06:00

新庄監督 ローテ組み替え 鈴木フル活用&3本柱負担軽減

5日の楽天戦試合前練習で、新庄監督と話す鈴木(右)

先発ローテ微調整 好調鈴木の存在が下支え

 日本ハムの新庄剛志監督(51)が先発ローテーションのテコ入れを決めた。目的は、ここまで3勝1敗で防御率0・64をマークしている鈴木健矢投手(25)のフル活用と、3本柱の疲労軽減だ。基本となる6人の顔ぶれは変わらないが、登板順や間隔を見直し、5月反攻を加速させるために、手を打つ。

 強みを最大限に生かすため、ローテを組み替える。建山投手コーチは抜群の安定感を誇る鈴木の起用法に触れ「健矢は良くても五、六回で代わるし、(間隔を)短くしてどんどん投げさせたほうがいい」と指摘。今季は立ち上がりが良く、試合中盤までほぼ完璧に封じている。新庄監督は1試合で投じる球数を減らし、中5日や中4日のスパンで先発させるプランを描いている。

加藤貴、上沢、伊藤の疲労も考慮 離脱許されない先発ローテの核

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい