ファイターズ
《ハム番24時》5月13日
ロッテ戦が行われた13日の試合前から、交流戦へ向けた投手陣の打撃練習が始まった。この日は伊藤、上沢、鈴木、北山ら先発陣が、林ヘッドコーチの指導を受けながらバント練習に取り組んでいた。
普段はマウンド上で躍動する男たちが打席では悪戦苦闘していた。マシン相手にバントを試みるが、なかなか打球をコントロールできない。あちらこちらへ白球を飛び散らせた伊藤は「バントは難しい。高校3年生の時は1回もやってないかも」と苦笑いだ。
抜群の身体能力を誇るプロ野球選手たち。投手であっても、アマチュア時代は打線の中軸を担う機会が多い。「(プロでは)ヒットが1本も出てないので」と謙遜した伊藤も例に漏れず、高校時代は通算8本塁打を記録するスラッガーだった。チャンスを広げる小技はもちろん、ど派手な一発にも期待しています。