【プレーバック】J1リーグ第13節 湘南2-4札幌(5月13日、レモンS)
札幌は前半6分、MF金子の右サイドからのクロスをMF駒井がゴール前に詰め寄り右足で合わせ先制。駒井は復帰後初ゴールとなった。その後も主導権を握り、前半を1-0で終えた。
後半は一転して打ち合いとなった。後半8分、相手右CKからのシュートがDF岡村の手に当たったとVAR判定。同14分に相手FW町野にPKを決められ同点。その1分後には中盤からの速攻で相手FW阿部にDFラインを割られ逆転された。
しかし、ここで意気消沈しないのが今年の札幌。同25分にDF田中駿が中盤からゴール前に放り込み、FW小柏が頭で決め再同点。同30分に中央でつないだボールをMF浅野が左足で決め逆転。これがチームJ1通算500点目のメモリアルゴールとなった。さらに同42分には左サイドをMFルーカスが持ち込み、最後はMFスパチョークがミドルシュート。来日後のリーグ戦初ゴールとなった。
前節(5月6日、FC東京戦)の5得点に続き、4得点と攻撃が爆発。札幌は今季初のリーグ戦連勝を遂げた。
◆前半6分に右足で先制ゴールを決めたMF駒井善成(30)
「今年、前(のポジション)で出ることが多かったので、点を取りたいと思っていましたし、今年4歳になる長男がサッカーを始めて、僕の試合を見てゴールを決めなかったら『なんでパパはゴールを決められなかったの』と言われていて。そろそろ決めなきゃまずいと思っていたので、決められて良かったです」
◆後半25分にヘディングで同点ゴールを決めたFW小柏剛(24)
「(田中)駿汰から本当にいいボールが来て、イメージ通りにヘディングができたので良かったです。ああいう形(ヘディング)でも点を取れるというのを自分の中に落とし込んで、次の戦いに生かしていきたいです」
1/2
後半30分、勝ち越しのゴールを決める浅野(奥)
2/2
後半42分、チーム4点目となるシュートを決めるスパチョーク(右)