松本剛 4試合ぶり先発復帰できっちり安打「思ったより走れている」
■パ・リーグ7回戦 ロッテ0-5日本ハム(5月13日、エスコンフィールド北海道)
患部に傷みが残る中フル出場 鈍らぬ感覚「悪くないなと思った」
両アキレス腱(けん)炎で欠場していた日本ハムの松本剛外野手(29)が13日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦で4試合ぶりに復帰した。「3番・DH」で先発フル出場。一回の第1打席で右前打を放ち、4打数1安打だった。まだ患部には痛みが残るが、「全く痛くなくなるのを待っていたら遅くなるので、ある程度は付き合いながら。思ったより走れている」と回復は順調だ。
守備にも意欲を見せるヒットメーカー チームとともに勢い加速だ
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3試合欠場したくらいでは、昨季首位打者の試合勘は鈍らない。一回1死一塁、カウント2ー1から、相手先発・森のスライダーを捉え右前に運んだ。「不安はあんまりなかったですね。1打席目で(投手の球を)見た時に、全然感覚は悪くないなと思った。ヒットも出ましたし、そこは良かったです」。今季は開幕直後こそ不振に陥ったが、すぐに立て直し、ここまで打率・305。「バッティングの感じは悪くない。きょうも1本出ましたけど、1日1本をしっかり積み重ねていければいい」と先を見据えた。
守備復帰に向けても「もちろん早く就きたいですし、走らないといけない選手なので、そこは無理せずにですけど、少しでも早くという思いはあります。いけと言われたらいける準備をしていきます」と意欲を見せた。チームは5位に沈むが、5月は6勝4敗と上昇気配。今年から7番を背負うヒットメーカーの完全復活が、さらに勢いを加速させるはずだ。