江越が３試合連続本塁打　九回２死から守護神・田中正がまさかの同点被弾で延長へ

　日本ハムは本拠地で西武と対戦し、延長十二回を戦って２－４で敗れた。先発の鈴木健矢投手（２５）は序盤から制球が定まらず４回⅔を投げて３安打５四死球で降板。２番手・池田隆英投手（２８）が六回に先制ソロ弾を浴びたが、江越大賀外野手（３０）がその裏に３戦連続本塁打を放ってすぐさま同点に。八回は先頭のアレン・ハンソン内野手（３０）が四球で出塁。江越が今度は送りバントをきっちり決めて１死二塁とすると、新庄剛志監督（５１）は勝負所とみて立て続けに代打を投入。万波中正外野手（２３）の一邪飛後、水野達稀内野手（２２）が右前に勝ち越し適時打を放った。

宮西が通算８２３試合登板　延長十二回に痛恨ダブル失策で勝ち越し許し再び最下位へ転落

　しかし、九回に６番手で登板した抑えの田中正義投手（２８）が２死からまさかの同点ソロ弾を浴びて再び同点。今季５度目の延長戦に入った。延長十回には宮西尚生投手（３７）が通算８２３試合登板を果たし、プロ初登板から連続救援登板記録を持つ五十嵐亮太氏（４３）に並んだ。２安打を浴びるもベテラン左腕の気迫が勝り見事に無失点に抑えた。延長十二回、イニングをまたいだ杉浦稔大投手（３１）が無死一塁からのバント処理を悪送球。そこから江越の後逸も重なり勝ち越しを許した。杉浦はその後も適時二塁打を浴びて２失点。その裏は先頭の松本剛外野手（２９）がしぶとく内野安打で出塁したが、後続が続かなかった。チームは４月２５日のオリックス戦以来となる今季５度目の連敗を喫し、再び最下位へ転落した。

■先発し五回のピンチでマウンドを降りた鈴木
「同じことを繰り返してしまい、本当に申し訳ないです」

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一回、日本ハム先発の鈴木

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六回、江越が左越え本塁打を放ち同点とする

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八回２死二塁、代打の水野が同点の右前適時打を放つ

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延長十二回無死一塁、杉浦の悪送球を江越が後逸し勝ち越しを許す