ファイターズ
延長十二回の失策で再び最下位へ転落 新庄監督「こういう展開はミスした方が負け」
■パ・リーグ7回戦 西武4-2日本ハム(5月16日、エスコンフィールド北海道)
2ー2の延長十二回無死一塁 二塁封殺を狙った杉浦が悪送球 さらに中堅・江越が後逸
日本ハムは16日、西武とエスコンフィールド北海道で対戦し、延長戦の末、2-4で敗れた。まさかの形で勝ち越しを許し、5月6日以来の最下位転落。新庄監督は「こういう展開はミスした方が負け。練習してミスを減らすしかない」と球団を通してコメントした。
2ー2の延長十二回無死一塁。落とし穴が待っていた。回またぎとなった8番手の杉浦が、打者・呉念庭の犠打を処理し、二塁封殺を狙ったが悪送球。さらに中堅・江越が後逸し、一塁走者が生還した。さらに中越え適時二塁打を浴び、この回2点を失った。
勝利まであと1死だった。八回に1点を勝ち越し、九回は守護神の田中正がマウンドへ。2死から長谷川に同点弾を浴び、試合は振り出しに戻った。
この日、ベンチ入りした選手で出場しなかったのは、中継ぎ投手の宮内と控え内野手の福田光だけ。今季最長4時間23分の総力戦だった。