新米社長は前に進み続けている。１７日の西武戦で始球式を務めた元日本ハムの杉谷氏は今春、スポーツや教育を支援する株式会社「ＺＥＮＳＨＩＮ　ＣＯＮＮＥＣＴ（ゼンシン・コネクト）」を設立。国内外で野球をはじめとするスポーツの振興を図るため、多忙な日々を送っている。

　活動の一環としてインタビュアーを務める機会も多く、アスリートに対するリスペクトの念は人一倍強い。「自分は野球しかやってないので、いろいろなスポーツに挑戦したい。そのスポーツを体験することで選手の気持ちに寄り添って、お話を聞くことができると思う」と熱弁してくれた。

　来月にはオーストラリアへ渡りトライアスロンに挑戦するという。スイム２キロ、バイク９０キロ、ラン２１キロで行われるハーフディスタンスに参加予定で「スイムが心配なので時間があればプールに行っている。昨日はエスコンから自宅まで走って１時間５０分ぐらいかかりました。オーストラリアにも、もちろん取材で来てくれますよね？」と笑う。エネルギッシュな姿勢は現役時代と遜色なし。〝元気印〟のチャレンジを心から応援したい。