コンサドーレ
2023/05/19 23:30

【プレーバック】J1リーグ第14節 札幌2-1京都(5月19日、札幌ドーム)

前半7分、先制に成功して5月15日に双子が生まれたFW菅(手前中央)らがゆりかごパフォーマンス(撮影・北波智史)

2019年以来のリーグ3連勝で暫定5位に浮上 浅野が自身初の3試合連続ゴール

 北海道コンサドーレ札幌は本拠地で京都サンガFCと対戦し、2-1で勝利した。前半5分にMF金子拓郎(25)の右クロスに飛び込んだFW小柏剛(24)がエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーは金子が務め、相手GKに方向は読まれたものの強烈なキックでゴール右下に決めて先制した。しかし、同41分には相手右SBの元札幌MF白井康介(29)のスルーパスを起点に最後はFWパトリック(35)に同点ゴールを許して前半を折り返す。

 後半も一進一退の攻防は続き、DF田中駿汰(25)が16分に負傷退場するアクシデントもあったが、27分にMF浅野雄也(26)が自身初となる3試合連続ゴールを決める。金子が右足で上げた柔らかい右クロスにファーサードに走り込んで強烈ヘッド。カバーに入った相手DFの足に当たってネットを揺らした。

守備的ポジションの3選手が負傷退場も 古巣対戦のGK菅野を中心に相手の猛攻を凌ぐ

 同40分には田中駿に代わって入ったDF馬場晴也(21)も負傷退場。ボランチで先発し、ハーフタイムで退いたMF宮澤裕樹主将(33)も含めて3人の負傷者を出した。それでも後半終盤に襲いかかってきた京都の猛攻には、古巣対戦となったGK菅野孝憲(39)を中心に全員が体を張って何とか退け、2019年以来となるリーグ3連勝をマークした。これでチームは通算6勝4分4敗、暫定5位に浮上した。

 試合後のヒーローインタビューで浅野は、「あれはオウンゴールではありません! 俺の得点です!」と元気よく言い切った。


◆PKで先制点を決め、決勝ゴールもアシスとしたMF金子
「僕が入ってから、3連勝したことが無かった。いつも10位あたりでフィニッシュしてたので、今年は違うぞ、というところを見せたい。次の名古屋戦で勝ったら上位が見えてくるので、3連勝のことは忘れて、次の一戦に集中したい。(5月15日に双子が産まれたFW菅のゆりかごは)自分が点を取った喜びで忘れていたんですけど(笑)、誰かが菅のゆりかごって言って。全員で祝福できて良かった」

試合詳細はコチラ

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盛り上がる札幌サポーター
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前半5分、FW小柏がエリア内でファウルを受けPK獲得
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前半7分、PKをMF金子が決める
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前半7分、PKをMF金子(中央)が決め、チームメートの祝福を受ける
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前半7分、先制に成功して5月15日に双子が生まれたFW菅(手前中央)らがゆりかごパフォーマンス
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右サイドを駆け上がるDF田中駿
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前半26分、MF宮澤(10番)が倒れ込み、必死に主審に訴えかけるGK菅野(手前中央)
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ドリブルで攻め上がるDF福森(右)
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ロングパスを出すDF馬場
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古巣相手に必死のプレーを見せるMF駒井
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古巣相手に必死のプレーを見せるGK菅野(左)
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後半27分、MF浅野(手前右)が3試合連続となるゴールをどんぴしゃヘッドで決める
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体を張って京都の猛攻を食い止めた札幌イレブン(奧)
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試合終了後、サポーターと共に合唱するMF浅野(左から3人目)ら札幌イレブン

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