《SHINJOの信条》不気味なチームだと思いますよ。乗ってきているわ
■パ・リーグ6回戦 日本ハム1ー0オリックス(5月19日、京セラドーム大阪)
―決勝打を放ったハンソン。打席に入る前にアドバイスは
「してない」
―どのタイミングでハンソンを呼びに行った
「前の回にハンソンともう一人。もう一人、誰か準備させたんですよね。バット振らせて。足ですか?って言うから、いやバット振らせてって。その前の回ですね。まあ、でもメンディーのセーフティーと万波くんの…初めて見た!初バント?まあ、横浜高校はね、バントをしっかりさせるっていう情報は聞いていたので。結構うまかったです」
―ファウルを見てあれ?と
「いやいやいや、大丈夫。構えの力感のなさ。あ、これ良い感じだなと」
―メンディーも送りバントではなくセーフティー気味
「セーフティーの方が彼はうまいです。バントだと硬まるタイプなんで。まあ、ああいうメンディーみたいなタイプはセーフティーのサインが多かっただろうし、その辺はうまくやってくれるかなって」
―ハンソンの良さは
「全部に打ちにいって止まってくれるっていうところが。選球眼も。まあ、まだ少ししか見てないから分からないけど。迷いがないところには魅力を感じています」
―田中正は前回登板で九回2死から同点弾を浴びていた
「早めにね。うん。これが成長なんですよ。あの経験がないとレベルは上がらないので。今日みたいに1点差っていうところで」
―野村を交代させた
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「迷いが打席の中であるし、ああいう迷っている時は真っすぐを狙って、半分、変化球も来るんじゃないかなって、どっちつかず。調子悪い時こそ、真っすぐなら真っすぐでポイントを前にしてガーンって振りにいく。変化球でストライクが来たら仕方ないくらいの気持ちに持っていかないと。どっちつかずだと当たらない。次のバッター、次のバッター、次の次のバッターも迷いが出てくるんで。でも、こういう経験は誰しもすることなので、プロ野球生活で主軸を張っている選手っていうのは。あとは自分で自分をかわいそうって思わないことですね。誰でもこういう経験はあるので、もう本人が乗り越えないといけないところで。あと、自分の使い方とアドバイスの仕方で、調子良い時の野村くんに持っていくっていうのは、こっちの作業なんで。それはね、考えながら」
―途中出場の選手が活躍した
「いや、勝ちはね、全て乗っていけるんで。今日の1ー0っていう勝ち方はすごく良い勝ち方。加藤くんが良いピッチングをしていたので、もっと早く1点取らせてあげたかったんですけど、まあプロ野球の流れもあるし。でも勝ちだから良かったです」
―4位に浮上した
「4位でも3位でも2位でも上を上を目指すだけなんで。相手がどうこうっていうより、1勝ずつね。ありきたりのコメントですみません。目の前の1勝を目指しとんだよ」
―上位進出の流れ
「乗っていけてますよ。もう、ここ10試合の中でも全然、引けを取っていないし。不気味なチームだと思いますよ。乗ってきているわ。全員が戻ってきた時に悩まされる、ね。打順にしても。それも楽しみ。それまでにしっかりこのメンバーで勝てるってところを見せつけたいですね。オッケーっすか?」