ファイターズ
《ハム番24時》5月21日
メロディーを聴くだけで胸が躍った。いや、心が洗われた。と表現するべきだろうか。19日からのオリックス3連戦は「大阪代表 バファローズ高校」と題され、各種イベントが開催された。試合前には智弁学園、履正社、大阪桐蔭と関西の名門校の吹奏楽部が登場。「ジョックロック」など高校野球ファンなら誰もが知る応援曲が連日、球場に鳴り響いた。
プロ野球の現場に携わる多くの人が、青春時代を高校野球にささげてきた。1軍マネージャーとして新庄監督やチームをサポートする枳穀涼介さんは、旭川竜谷高出身。2007年の北北海道大会では、後に巨人へ進んだ遠軽高の西村さんから本塁打を放ったという。「高校通算1号。それが最初で最後のホームランでした。新聞にも結構大きく載ったんですよ」と、当時の記憶をうれしそうに振り返ってくれた。
かつて球児だった記者も当然(?)、高校野球ファンの1人。休日になると、ついつい地方大会を見物に球場へ足を運び、一日を過ごしてしまう。今年もきっと様々なドラマが待っているー。そんな予感を抱きながら、熱い夏を待とうと思う。