ゴルフ
14歳根田うのが国内メジャーに挑戦 6月2日、ゴルフ日本女子オープン地区予選に出場
19年(9-10歳の部)、22年(13-14歳の部)の世界ジュニア覇者
2022年7月に米国で行われたIMGA世界ジュニアゴルフ選手権女子13-14歳の部で、19年の9-10歳の部以来2度目の優勝を飾った道産子アマ・根田うの(北広島大曲中3年)が、国内女子プロゴルフの4大メジャー大会の1つ、日本女子オープンの地区1次予選(6月2日、茨城・大利根CC東コース)に初挑戦する。
翌週にはマンデートーナメントにも出場
さらに5日には、兵庫・六甲国際GCで行われる宮里藍サントリーレディスオープン(8~11日)のマンデートーナメント(主催社推薦選考会)にも出場。21年8月に地元・北広島市で行われた北海道meijiカップに主催社推薦で初出場した将来有望な14歳が1年間の成長の跡を確かめる。
ドライバーの飛距離は240~250ヤード
プロトーナメント初出場だった北海道meijiカップで予選通過は果たせなかったが、ドライバーの飛距離は240~250ヤードとプロにもひけをとらなかった。 「セッティングが難しい中でしか見つけられない課題が見つかった。いまはショットが曲がる課題を直して、あとはグリーン付近、ショートゲームをできれば、ちゃんとアンダーを出せるかな」と本戦出場を目指す。
7月の世界ジュニアは「3連覇狙っていきたい」
5月17~19日に行われた北海道女子アマ選手権で5位に入り、2年連続で日本女子アマ選手権(6月13~16日、秋田CC太平山・日本海C )の出場権を獲得。さらに7月には、昨年に続き世界ジュニア選手権に出場する(コロナ禍で20年は大会中止、21年は渡航できず)。「3連覇がかかっている。できるのは去年勝った人だけ。そこは狙っていきたい」。大移動と連戦のハードスケジュールを若さで乗り切り、プロの技や競技に取り組む姿勢を貪欲に吸収していく。