現在２連勝中　前回登板から中５日で先発マウンドへ

　日本ハムの加藤貴之投手（３０）が、２５日のソフトバンク戦（エスコンフィールド北海道）に先発する。中５日で迎えるマウンドへ向け「捕手と話をして対策したい。配球はキャッチャーに任せて、あとは自分の調子と合わせながら（投げたい）」と力を込めた。

　１３日のロッテ戦で完封勝利を飾った左腕は、前回登板した１９日のオリックス戦でも８回０封の好投を披露。現在、１８イニング連続無失点と快記録を伸ばしている。今回も精密なコントロールと緩急を自在に操る投球スタイルで、若鷹軍団を封じてみせる。

相性抜群のエスコンフィールド　「僕は投げやすい」

　本拠地のマウンドに上がれば、ピッチングはより冴え渡る。今季、エスコンフィールド北海道では５試合、計３９イニングを投げ与四球「０」だ。「僕は投げやすい。（打者との距離が）近く感じる。屋外は風の影響があるけど、屋内なので自分のフォームで投げたら、ある程度のところに行くのかな」と好投の要因を分析した。得意のホーム球場でパフォーマンスを発揮し、４勝目をたぐり寄せる。