【プレーバック】パ・リーグ10回戦 日本ハム3ー4楽天(5月26日、楽天モバイルパーク宮城)
先発の伊藤が八回に逆転2ラン被弾 守備の〝ミス〟が引き金
日本ハムは敵地で楽天と対戦し、3―4で逆転負けを喫した。
3―2の八回、力投を続けていた先発の伊藤大海投手(25)が記録に表れないバックのミスを契機に試合をひっくり返された。先頭のフランコを浅い外野フライに打ち取ったはずだったが、遊撃手の上川畑内野手(26)と左翼手の矢沢宏太投手兼外野手(22)がお見合いし、左前打となった。そして続く4番の浅村に手痛い逆転2ランを左中間スタンドに叩き込まれた。
打線は一回、万波中正外野手(23)の中犠飛と加藤豪将内野手(28)のタイムリーで2点を奪い、さらに2死一、三塁で仕掛けた重盗で1点を加えたが、二回以降は無得点と突き放せなかった。
伊藤は八回途中115の熱投を披露したが、4失点で4敗目(2勝)を喫した。
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■試合を振り返る新庄監督
「(一回に3点を先制したが)あれだけですからね。あと2点くらいは取っておかないと。(重盗も)負けてしまったら何も意味ないから。(100球超えの伊藤を八回も続投させ)あそこで代えても代えなくても、結果のスポーツだから。それ(結果)は分からん。行かせてみないことには。疲れもまだ感じてなかったし、勢いもあったしね。しっかりバッターのタイミングもズラしていたしね。あのホームランもね。打たれたら、甘かったって言われると思うんですけど、ファウルだったら何もないという。向こうも必死ですから」
■一回1死満塁で先制の中犠飛を放った万波
「打ったのはカットボール。先制できて良かったです」
■先発し、八回途中4失点の伊藤について建山投手コーチ
「力投していたので、何とか勝たせてあげたかったですけど、本人が一番悔しいだろう。(八回の続投は)こっちの判断。中軸バッターでしたし、それまでタイミングも合っていない感じも踏まえて続投させました」
一回1死、右前打を放つ松本剛
(2/15)
一回1死満塁、犠飛を放つ万波
(3/15)
一回2死一、三塁、適時打を放つ加藤豪
(4/15)
一回2死一、三塁、適時打を放ち笑顔を見せる加藤豪
(5/15)
一回2死一、三塁、重盗で生還する三走・野村
(6/15)
一回2死一、三塁、重盗で生還した野村がチームメートとタッチを交わす
(7/15)
先発の伊藤
(8/15)
五回1死二塁、暴投で三塁に進む野村
(9/15)
五回2死二、三塁、楽天・小深田に2点打を打たれた後、靴の土を落とす伊藤(中央)
(10/15)
六回2死一塁、辰己を打ち取る伊藤
(11/15)
八回無死、フランコの打球を捕球し損なう矢沢(左)と上川畑
(12/15)
八回無死1塁、楽天・浅村(右)に逆点の2点本塁打を打たれる伊藤
(13/15)
八回無死、伊藤の交代を告げベンチに戻る新庄監督
(14/15)
八回、2番手で登板した宮西
(15/15)
八回終了後、ベンチに戻る宮西(右)と伏見