札幌大谷が選抜甲子園出場のクラーク破る　菊地投手が好救援

　札幌大谷が選抜甲子園に出場したクラークとのシーソーゲームを制しベスト４に駒を進めた。二回、札幌大谷の大塚遥貴左翼手（３年）の左前適時打で先制すると、クラークもすぐさま反撃。裏の攻撃で八木展叶左翼手（てんか、３年）のタイムリーで同点とした。その後も一進一退の攻防を繰り広げ５―５で迎えた八回、札幌大谷が２死二、三塁の好機をつくると、クラークのエース・新岡歩輝主将（あゆき、３年）の暴投で勝ち越しに成功。七回途中から登板した菊地大一投手（２年）が２回⅔を無失点に抑える好リリーフもあり１点差で逃げ切った。

◆札幌大谷・船尾隆広監督（５１）「よく辛抱して粘って戦ってくれた。今日は胸を借りるつもりで戦った。本当にいい経験ができたと思います」
◆札幌大谷・菊地大一投手（２年）「１点差という競った中だったので、三振を取るつもりで常にマウンドに立ちました。甲子園に出たチームと戦えるだけで好材料だと思っている。無失点に抑えられたのは良かった」
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先発した札幌大谷の田代直也投手
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２番手で登板した及川結介投手
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３番手で２回無失点の好投を見せた札幌大谷の菊地大一投手
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最後の打者を投ゴロに打ち取った札幌大谷の菊地大一投手（手前）