万波 同学年の楽天ドラ1荘司からパ・トップタイ9号 「やっぱり負けたくない」
■パ・リーグ12回戦 日本ハム2-3楽天(5月28日、楽天モバイルパーク宮城)
日本ハムの万波中正外野手(23)が28日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦の二回に先制ソロ本塁打を放った。オリックスの杉本裕太郎外野手(32)と並ぶパ・リーグトップタイの9号。打点はリーグ2位の29となった。チームは延長十二回サヨナラで惜敗したが、2安打1打点と気を吐き、打線をけん引した。
試合後の一問一答は次の通り。
―本塁打の感触は
「まずまずいい当たりだったので、行ってくれと思いながら走ってました」
―初球を捉えた
「そうですね。(楽天の荘司とは)もう3回目の対戦になるので、イメージもしっかり持っていけましたし、ライトでフライを追ってからの先頭でちょっとバタバタしていたんですけど、しっかり一呼吸置いて打席入ることができたのでいい結果につながったのかなと」
―荘司は大卒の同級生でドラフト1位の選手。意識は
「もうめちゃめちゃ意識しますね。同級生にはやっぱり負けたくない。特に大卒の選手たちには負けたくない気持ちがより強いですね」
―プロで先に4年プレーしている意地や自信があるか
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「自信とかじゃないですけど、すごい壁に当たりまくって4年間、いろいろやってきたので。やっぱりそういうことも含めて。表現が難しいですけど、負けたくない。特にドラフト1位とかの選手には。この4年間、下積んできたものをぶつけたいなというのはある」
―打点とホームランでトップ争い。開幕前に想定していたか
「打点に関しては状況とか打順によって左右される部分が大きいと思うので、全く考えてなかったんですけど、本当にうれしいことだなと」
―打球速度は上がっているか
「打球速度自体はちょっと聞いてみないとわからないですけど、とにかくスイングスピードを上げること、平均の打球速度を上げることを意識してきた。その結果が、長打の数に表れているのかと」
―左中間へのホームランが多い
「ちょっと外めの球を左中間というのはしっかり腰が入ったバッティングかなと思うので、いいと思います」
―30日からの交流戦に向けて
「普段全く対戦しないピッチャーばかりなので、できる限りの準備をして、対策して。いつも通り試合に臨むということの積み重ねかなと。毎日毎日、丁寧に準備していけたらいいかなと思います」
―四回に二塁打を放った際、塁上でしていたポーズは
「(清水)優心さんが、急に今日ヒットを打ったらやるぞと言い出して。試合前に突然。僕もなんなのかわからないです(笑)」